2011年10月24日

KEF NewRシリーズ R300 を試聴しました。

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KEFのXQシリーズが生産完了して、新しく、Rシリーズが販売をスタートしました。

今回、ブックシェルフスピーカーR300 3ウェイ・バスレフ・ブックシェルフ型 (163,800円ペア・税込)のデモ機を試聴する機会をいただけました。

Rシリーズは、超弩級モデルBLADE開発のノウハウをフィードバックしており、噂では、上位モデルのReferenceシリーズを脅かす強力な内容なのだとか。

早速気になる新モデルをレビューしてみたいと思います。
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まず、箱から出す時に驚きました。ズッシリと重いのです。

重量は12kgと、XQ20 の9.2kgから、大幅に増量しています。

これは、XQ20が2Wayで、R300が3Wayなので、ウーファーユニット分の重量が増しているのでしょう。

外見もQ300と同じ四角いデザインになりました。

仕上は黒のピアノ仕上げで光沢感のある、非常に美しい仕上げになっています。

ピアノ仕上の他にも、ローズウッドと、ウォールナットが用意され、3色でお選びいただけるようになっています。
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スピーカーターミナルは刷新されました。

Qシリーズをベースに、更に質の高いスピーカーターミナルが取り付けられています。

スピーカーターミナル自体は、オリジナルデザインのようですが、作りがしっかりとしていて、アートクルーで標準で使用するYラグがスムーズに取り付けが出来ました。

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3Way化したR300のユニット。

取付ネジが見えないようにデザインされています。

Uni-Qドライバーは高域が19oから25oへと大型化した反面、中域は165oから125oへと大幅に小型化しています。

低域を新開発の165oのウーファーユニットにゆだねた結果、Uni-Qドライバー自体は、コンパクトになっています。

このユニット構成の変化が、音の印象を大幅に変えています。

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いよいよ試聴です。
試聴機材
SACDプレーヤー ESOTERIC K-01
プリアンプ GOLDMUND MIMESIS 37 Signature
パワーアンプ PASS XA160.5

試聴ソフト
BEST AUDIOPHILE VOICESZ and more...
ペア20万円しないスピーカーと組み合わせるのに、この構成はどうか、と思われるかもしれませんが、
通常この組み合わせで試聴している関係上、比較がとてもしやすいのです。

まだおろしたてで、エージングが終わっていない状態ですので、音の印象は今後間違いなく変化するでしょう。

従来のKEF XQシリーズとは、似て非なる、印象の音です。そして、確かな進化を感じます。

高域の華やかさ、広がり感、見通し感はUni-Qドライバーらしさが満点で、解像度も高く、女性のボーカルは聴き応え満点です。

本モデルでは特に、中低域から低域にかけてのパワフルさ、密度感、押し出しの良さが段違いに向上しています。

低域について、ある種の緩さをXQには感じていましたが、低域の音階が明瞭に伝わってくるような、しっかりとしたアタック感がくわわり、ダイナミックなスケール感が楽しめることに、驚きを覚えます。。

これだけの充実した低域を再現できるスピーカーは、ペア35万円くらいのブックシェルフスピーカーの中でも、なかなか無いのではないでしょうか。

ディスクを、テスト用の物凄い低域が入っている音源に変えます。

予想通り、ビックリするくらいしっかりとした低域が再現されて、唖然としてしまいました。
かなり大型のトールボーイでないと出ないような歯切れが良く、くっきりとした低域が再現されます。

B&W 805 Diamondの存在が頭をよぎりますが、流石にR300には、そこまでの音の余裕は感じません。
ですが、価格を考えた時のパフォーマンスの高さは、信じられないと言えるレベルです。
posted by artcrew at 14:12| 新製品情報