2010年02月27日

Audio Replas 電源タップチューニング

audio replas(オーディオリプラス)の電源タップのチューニングのご依頼を頂きましたので、まとめて画像を掲載します。

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posted by artcrew at 15:09| 電源研究特集

2010年02月26日

2010年春の大本命電源ケーブル☆ACOSTIC REVIVE(アコースティックリバイブ) 『POWER MAX(パワーマックス)V』

ACOSTIC REVIVEの電源ケーブルの新商品『POWER MAXV』が登場しました。切り売り版のケーブル型番は『POWER MAX 10000』です。

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2010年の春、アートクルーが最も注目している電源ケーブルです。

『POWER MAXV』はその音質の良さで定評のあった『POWER MAXU』を更に発展させて開発さている、最新モデルです。

税込¥14,700/mという、ハイエンド電源ケーブルの中では入門的な価格設定ですが、カタログスペックや実際の作りの良さを考えると、素晴らしくコストパフォーマンスが高いケーブルです。

只今お持ちのハイエンドケーブルを軽く圧倒するかもしれない可能性を秘めた、恐ろしい潜在能力を秘めています。

それでは、『POWER MAXV』の特長、「何故音が良くなるか?」を簡単にご案内いたします。

『POWER MAXU』で大好評だった、癖の無い音色が持ち味のPCOCC-Aによる、5.5スケアの超極太導体の精度を極限まで高めるため、限界まで機械的な「ひねり」を加えられています。

では何故「ひねる」必要があるのか?

それは、限界までひねった「撚り線」は、「単線」的な音質効果が期待できるのです。

ご存知のように、PSEでは、単線の電源ケーブルは構造上認可が下りません。

「ならば、単線的な特性を持つ、撚り線の電源ケーブルを作ればよいではないか!」

単線の電源ケーブルで一時代を築いたACOSTIC REVIVEならではの発想の転換に、帽子を脱ぐしかありません!

これにより、人の力では不可能なレベルでの、強靭で安定した導体構造を実現しています。

極太で構造が安定した「単線的な」ケーブルは、ゆったりとしたスケール感と、パワフルな押し出し感が同居します。

シースは、帯電ノイズ耐性を高めるためにトルマリン粒子を浸透させた新開発のシースを採用しています。

シースの帯電ノイズ耐性の向上は、高域に自然な繊細さを引き出します。

シールドには前モデルを踏襲した100%のシールド率を誇る極厚の銅箔を採用して、迷走電流の発生を抑えるとともに、ノイズの混入と輻射を防止し、S/N比を向上させています。

銅箔のS/Nの向上は非常に重要で、ダイナミックなメリハリが音に加わり、スリリングな音運びが音楽を楽しく彩ります。

そして、「POWERMAXV」の一番の改良点は、導体の緩衝剤として、天然綿を採用したことです。

天然綿を緩衝材とすることで絶妙な空気層が生まれ、帯電防止効果と開放感のある極めて高い音の質感を引き出しています。

天然綿による緩衝材といえば、昔のortfonの名作ケーブル等を思い出します。
あの頃のケーブル作りをしていた方々は、結構天然綿による空気絶縁による音質の良さを経験的に熟知していたのでしょう。

オーディオの世界の高音質化の為の技術は、色々と実験が試みられた結果、ぐるっとまわって、元の位置に戻ってくる事があります。

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今回、30m巻きドラムをご用意しました。好きな長さでの切り売りも可能です。

まずは30mなので、2mの電源ケーブルなら15本程度製作が可能です。
POWER MAX系は、プレーヤーにも、コントロールアンプにも、パワーアンプのどこに使っても、効果が期待できる万能型です。

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話題を攫うこと必至の、5.5スケアの超極太導体。
シースは鮮やかな紫色で、光沢感があります。

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試作用にケーブルを切断しました。切断も一苦労です。

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皮膜を剥いた様子。頑丈な銅箔、充填された天然綿が行く手を遮りますわーい(嬉しい顔)
POWERMAXUより細くて量の多い導体に「ひねり」が加えられています。
それをさらに束ねて更に強力に「ひねり」が加えられています。
シンプルな構造ですが、しっかりとした安定感があります。

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ひねり具合を別のアングルから。
天然綿が充填剤として、かつ音の開放感を左右する空気層として三本の導体を支えています。

ケーブルとしては、極太な割りに「曲がり癖」が少なく、加工や加工後の取り回しはしやすくなっています。

自作愛好家の方が、一度は手にすることになる定番品として、長く愛されるケーブルになるのではないでしょうか。
posted by artcrew at 18:54| 電源研究特集

2010年02月21日

電源研究☆試作品

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こちらは、audio replas(オーディオ・リプラス)の電源タップからヒントを得た、特殊合金パウダー層によるノイズリダクションのしくみをCDプレーヤーの電源コード用に試作したものです。

このノイズリダクションは有害な高周波ノイズや、電磁ノイズのみを除去し、綺麗な状態の電源をCDプレーヤーに送り出します。

このノイズリダクションをつける前と後では、聴感上の違いは明確でした。

電源ケーブルに誘引されて入ってくる電磁ノイズが減るためか、曖昧さが無くなり、音楽のエネルギーがストレートに伝わってきます。

取り付け前のケーブルの音が、障害物越しに音楽を聴いているような物足りない印象を感じてしまいました。
posted by artcrew at 16:02| 電源研究特集

2010年02月19日

超弩級☆audio replas『TrianglePower6 SIG』☆横綱的モデル その3

試聴

『TrianglePower6 SIG』のセッティングが終了しました。
いよいよ試聴です。実際には、他にも何枚かディスクを聴いていますが、印象に残った、3枚のディスクを取り上げます。

比較試聴の対象としては、これまで繋げていたアートクルーのカスタムチューニングの電源タップです。前回のセッティングの写真にも少し写っています。
これを入れ替えて、audio replasの『TrianglePower6 SIG』を試聴します。

ちなみにアートクルーオリジナルの電源タップは、元気たっぷりの、溌剌としたタイプの音作りです。

オスカー・ピーターソン/WE GET REQUESTS
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まずは定番の一枚の、定番の一曲目「You Look Good to Me」。

ピアノが静かに始まります。全体の静かさが印象的で、SNがとても高いことがわかります。クリーンで、上品な空気感と表現しましょうか。そして、エネルギーの充実感を感じます。

演奏が盛り上がって音数が多くなると、SNの高さのおかげか、音楽の見通しが抜群に良く、沢山の音が耳にすうっと入っていく感覚が心地よいです。

ゲリー・カー/アルビノーニのアダージョ〜神技のコントラバス
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ピアノを聴いたので、次は弦を楽しむことにしました。
ディスクの1曲目、こちらも超定番の「アルビノーニのアダージョ」を冒頭より再生します。

出だしの気だるげな表情のパイプオルガンがひとまわり大きく感じます。
ゲリー・カーがコントラバスを弾き始めると、弦の擦れる感じが軽やかで、スピーディです。空間にスパッと音符が飛んで消えていきます。

今まで聞いていた環境では、もう少しゴリゴリと迫力を持って演奏していましたが、このタップで再生すると、余裕を感じさせる巨匠風な佇まいの演奏の印象に変わりました。

フレーズはスピーディなのに、音場の空間にたっぷりとした余韻を残すように聞こえます。細かい音が拾い出されることで、トータルの情報量が増えて、相対的に時間がゆっくりと感じるのでしょうか?

そのまま寝入ってしまいそうな心地よいサウンドです。

ウルティメイト ・オリジナル・サウンド・レストレイション
 フロム・ピアニッシモ・トゥ・フォルティッシモ
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アルビノーニを聴いて心地よく眠くなってきたので、少し目が覚めるようなインパクトが欲しくなりました。このディスクの3曲目「MIDARE」を再生してみました。

あまり知られていないディスクですが、コントラバス・マリンバの技巧的な演奏による、大地を揺るがすような超重低音の世界が特長の、大変個性的なディスクです。

これまでの経験では、電源ボックスが大きく立派になると、音のスケールが大きくなるという体験をして来ました。
今回は、至上最高のスケール感を楽しめるだろうとある意味、イロモノ的な期待だったのですが、出てきた音には見事に裏切られました。

重低音にこれほど音階感が豊かな描き分けが出来るとは!
これまでグレースケールとして認識していた物に、色彩があったのか!と感じられるほどのインパクトの強さでした。

コントラバス・マリンバの演奏者の、緊張感の伴った演奏に耳が吸い寄せられます。

迫力とは、抑揚感を伴うことで、凄みを伴ってくるんだなぁ・・・としみじみ体験することが出来ました。

まとめ

「とても上品な」というフレーズが良く似合うクリスタルクリアーな音です。
アンプの駆動力が高くなったような、とか、よりハイスピードなという部分的な改善をトータルでバランス良く行うと、こんな充実したサウンドになるのかという、「格」の違いを感じさせる音がこの電源タップからは出てきます。

この音なら、どんな激しいCDを聴いても、なんだか癒されそうです。

一週間の疲れを、音楽の力で吹き飛ばしてしまいたい!という方には、強烈にフィットする電源タップだと思います。
posted by artcrew at 19:57| 電源研究特集

超弩級☆audio replas『TrianglePower6 SIG』☆横綱的モデル その2

前回に引き続き、audio replasのハイエンド電源タップ『TrianglePower6 SIG』の記録です。

セッティング

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設置してみました。隣の電源タップと比較すると、大きさが際立ちます。
駆逐艦と戦艦の迫力の違いを連想させます。

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拡大してみました。貫禄が違います。

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インレットに電源ケーブルをさした様子。

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コンセントに電源ケーブルをさした様子。

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いよいよ音出しです。続きます。
posted by artcrew at 12:21| 電源研究特集