2010年05月16日

【メンテナンス】Garrard model401【アナログプレーヤー】

Garrard 501 Vinyl Turntable Record player Audio hi-fi
Garrard アナログプレーヤー model401のメンテナンスの記録です。
かなり使い込まれた印象なので、徹底的にクリーニング&レストアをしています。

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スピンドールと軸受け。かなりくすんでいたので、分解して磨き上げました。
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メンテナンスと拭き上げた後、オイルを落とす瞬間を撮影しました。
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オイルを落とした後は、蓋を締めて、この工程は終了です。
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スプリングに巻いてあるゴムダンパーのチェックと清掃。
モーターを支えている3本のスプリングの調整とゴムダンパーのチェック及び交換を行います。
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ACコネクターの分解と清掃。激しく劣化していたので、金具から付け直しました。
アイドラーのゴム部は弾力があり、真円が出ていたので、そのまま使用しました。
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ターンテーブルを載せて動作のチェックをします。ortofonのストロボスコープで、回転数をチェック。
回転数は正常値を示しています。

スイッチが硬くなっているので、もう少し滑らかにする必要がありそうです。
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作業はもう少し続きます。端子を中心に、細部を磨き上げ、使い心地の改善を図ります。

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スイッチ周りの潤滑の改善と外見の磨き上げが終了しました。ツマミも磨き上げています。
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いよいよ音出しの為の準備に入ります。
まずはSMEのアームを取り付けます。
針の落ちた位置で微調整を行います。
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SMEのアームはSME3009シリーズ2です。
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繰り返し微調整することで、トーンアームとカートリッジのコンディションを追い込みます。

長い時間をかけて、ようやく調整が終わりました。
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レコードを乗せて、いよいよ音出しです。針圧の調整をしながら、音のコンディションをチェックします。
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音出しも問題なく完了し、良いコンディションで再生出来るようになりました。
アームを上げて、回転の様子をチェックするとゴロが出ていません。

Garrardらしい、骨格感のある、堂々としたサウンドです。

カートリッジはグレードの高いものにする事で、更なる高音質の世界を引き出せます。
posted by artcrew at 11:17| Garrardレストア特集