2011年07月06日

【FULL MUSIC】交換しよう!真空管!聞き比べよう!真空管【TRIODE】

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トライオードが輸入しているこだわりの真空管FullMusicを期間限定で、デモを行うことになりました。
店頭で、FullMusic管、TOSHIBA管、TRIODE純正管の三種類を交換することで、その音色の違いをご確認頂けます。

真空管の交換で、音が変わる、という事を、知識としてご存知の方は多いと思います。
でも、どれくらい音が変化するのか、についてご存知の方は、かなりベテランのオーディオ愛好家に限られるのではないでしょうか?

そこで、手軽な価格で驚きのパフォーマンスを楽しめる真空管プリメインキットTRK-3488の初段の真空管12AX7を交換することで、音質がどの程度変化するものなのかをお楽しみ頂ける店頭キャンペーンを開始しました。
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Full Musicの12AX7真空管

普段使用しているTOSHIBA管との音質の違いは、驚くべき結果になりました。
恐らく、ラインケーブルや、電源ケーブル、インシュレーターレベルの変化を想定していらっしゃる方は、ショックを覚えられるのではないでしょうか。

交換の結果についてご興味のある方は、是非、店頭かメールかお電話にてお問合せください。

ちなみに、個人的には、FullMusicが欲しくなりました!

2011年01月30日

【真空管製作イベント記念】TRK-3488+α【「無駄な抵抗はよせ」はよせ】

トライオード、「TRK-3488」真空管プリメインアンプのキット製作イベントを開催しました。
会場特典の高音質パーツとして、「音質が良くなる抵抗セット」と言う物がありましたのでこれを取り上げたいと思います。

オーディオの回路的には、抵抗が質の良い物に変わると、音に余裕と深みが増して、音楽的な説得力が深まる傾向にあります。

これを使ってTRK-3488「アートクルーSPECIAL」モデルの抵抗を全て交換したら、一体どうなるんだろう。

現状、すでにびっちりと組立ててあある上に、硬質な単線の空中立体配線が行きかう、隙の無い空間に、いくら音が良くなるとはいえ、標準のサイズよりも巨大なパーツを無事に納めることが出来るのだろうか。

「「無駄な抵抗はよせ」はよせ」と、偉い人も言ってます。何もしないよりも、何事にも挑戦する姿勢が大切です。

しばらくの逡巡と綿密な検討の結果、抵抗の交換を実施することになりました。

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緑色の大きな円筒状のものが今回新しく替えた抵抗セットです。

現在エージング中ですが、音楽的なスケール感、エネルギーの溜め感が加わり、トータルで音楽の表現の幅が広がったように感じます。
交換直後ですら、音の改善を実感出来るほどですから、エージング終了後の、オーディオ的な表現の深まりは、約束されているでしょう。
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比較がしやすいように、以前の抵抗セット(キット標準)の写真も掲載しておきます。

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2010年11月10日

【真空管アンプを作りましょう】TRK-3488 キット組立記 その2 エージングしてみました 昭和歌謡篇【1月末イベント参加者募集中】

トライオードの真空管アンプ TRK-3488 キットの組立から一夜、エージングの効果でしょうか、音が随分ほぐれて来ました。

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せっかく「球(タマ)」で音楽を流すのだから、とわざわざCDを取り寄せました。

青江三奈、山口百恵、そして森進一のベスト盤がズラリ。

真空管のアンプはトランジスター式のアンプと比べると、暖かみのあるボーカルが楽しめます。

真空管アンプで楽しむ昭和歌謡曲、「演歌」の世界がアートクルーを柔らかく包み込みます。

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どうせ雰囲気を出すなら、と言うことで、蛍光灯の照明を落とし、真空管の明かりを楽しめる写真を撮影しました。

照明を落とし、調光した白熱灯の下であたたかく光る真空管アンプからは、青江三奈さんの溜息が聞こえてきそうです。

・・・暖簾をくぐりたくなります。

2010年11月09日

【キット組立】トライオード 真空管プリメインアンプ 「TRK-3488」を組立ててみました【一挙公開(写真44枚)】

トライオードの真空管A級プリメインアンプのキットの組立の記録です。
アートクルーの展示デモなので、大幅にオリジナルな改造をする事になりました。

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開けました。
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真空管と、パーツがどっさり。
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中を確認しました。
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面倒な配線は終わっていました。
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基盤の様子。穴が大きく、配線がしやすいように配慮されています。
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抵抗ををつけます。
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せっかくなので、パーツを標準品ではなくて、質の良いもので組立を行います。
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コンデンサーがつきました。いっきにオーディオ機器らしく見えるから不思議です。
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半田の乗りをチェックチェック!音質の為、必要最小限のギリギリの半田です。
アートクルーでは、物凄く良い半田を使います。
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こうなると、気になってくるのが・・・。
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既存の配線。せっかくなので、変えてしまいましょう!
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配線を分解。新しい配線を用意します。半田も吸い取って、掃除します。
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新しい配線になりました。この配線もこだわりのケーブル作りのノウハウが満載。
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電源まわりとボリュームまわり。「何ということでしょう。匠の技で美しくリフォームしました・・・」
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配線材もこだわりが満載。ワイヤリングも、美しく、干渉しないように。
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トランス周り。硬い配線材なので、実現できる、3D立体配線。でも、これが大変。
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ようやく一通りの配線が終わって、基盤も収められました。
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あの黄色い帯は??? 「〜内緒です。」
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美しく、無駄の無いワイヤリング。
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底板の蓋をして、アートクルーのロゴシールを貼りました。
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いよいよ試験運転です。
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あれれ?ノイズが?半田が浮いてました。
配線が硬いので、押して点検した際に、アースの半田が浮いてしまいました。
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不具合を改善して、再起動。今度は問題ありません。
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完成しました。エージングをすることで、音が落ち着いてくるのを待ちましょう。

音が落ち着いてきたら、今度は真空管を交換したり、ケーブルを交換して、音の変化を実験していきます。

アートクルーでは、1月末に、この真空管プリメインアンプ「TRK-3488」の組立イベントを開催予定です。
自分で組立てた世界でたった一つだけのアンプで、音楽を楽しんでみませんか?